Last Updated on 2024年9月16日 by 大家
こんにちは、大家です!今回は環境を大きく変えたドラパルトデッキを徹底解説していきます。
ドラパルトのデッキリスト
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上のデッキコードを押してコピーできます。
変幻の仮面にて登場し、HP60以下のたねポケモンが環境にいられない原因を作ったドラパルト。アカマツやきらめく結晶がステラミラクルで登場したことによりエネ加速要員の採用が必要なくなり、現在はピジョット型が主流となっています。トリッキーかつ安定した動きができるデッキです。
採用カードについて
採用カードについて一枚ずつ解説していこうと思います。
このデッキの主役であるドラパルトです。下技のファントムダイブによってダメカン6個を好きなように乗せることができます。これによって、追加ダメージだけで倒されてしまうHP60以下のポケモンは環境に居づらくなってしまいました。基本ダメージの200ダメージも優秀で進化exを基本ダメージ2発、たねex・Vを基本ダメージと追加ダメージの2発で倒すことができます。上技のジェットヘッドも1エネで70ダメージとたねポケモンを倒せるだけの火力を出すことができます。また、HP320というだけでも高耐久なのにドラゴンタイプで弱点なしという徹底ぶり。中間進化のドロンチは山上2枚みて1枚取るというドロー特性持ちで安定した動きを支えてくれます。リューズヘッドもしっかりたねポケモンを倒せて偉いです。ドラメシアはもう一匹いますがHPが60のためこちらが使われることが多いです。同じ系統内でシステムとアタッカーの両方がいて無駄のないポケモンです。
このデッキのもう一匹のシステム担当、ピジョットです。特性マッハサーチが好きなカードを毎ターン持ってこれるぶっ壊れ仕様でこいつを立てさえすれば盤面がものすごく安定します。逃げエネなしなのも優秀で、誰か倒されたらとりあえずピジョットをバトル場に出せば入れ替えることも可能です。進化前のポッポはもう一匹のHP50のほうが技が優秀なのですが、ドラパルトミラー時にポッポ50ドラメシア10からの次ターン60でやられてしまうので、ドラパルトが怖くないならそちらもおすすめです。
左三体は語ることがないほど広く使われているポケモンです。ネオラントとキチキギスは無理に出す必要はありませんが、手札が弱いときにハイパーボールからサポートサーチや3ドローにつなぐことができるのはありがたいです。このデッキは基本一体のドラパルト以外はドロンチのままなのでかがゲコのげっこうしゅりけんでドロンチが2体倒されてしまうこともあります。そこを守ってくれるのがマナフィです。かがやくフーディンはファントムダイブの基本打点2発分の400ダメージで必要以上になってしまうダメージを他のポケモンに載せ替えることができます。これによって実質8個のダメカンを好きに乗せることができるということになり、安定したサイド複数取りを目指すことができます。一応マインドルーラーも使える技ではあります。
こちらも言うことがないです。ポフィン・ハイボは4投確定。ネストボールはかがやくフーディン、キチキギスを持って来るために2枚以上ほしいです。
カウンターキャッチャーはサイドが遅れているときにボスの司令になります。あえてサイドを取らずに残しておいて複数取りするような戦い方も覚えておきましょう。ピジョットで持ってこれるのでサポート権を使わずに倒すポケモンを選べるという安定感があります。大地の器は一枚手札を捨ててエネルギーを2枚取ってこれます。ペパーから大地の器ときらめく結晶を持ってくることですぐに技を使うことができます。夜のタンカはトラッシュからポケモンかエネルギーを持ってくることができます。倒されてしまったドラパルトを回収してそのまま場のドロンチに乗せて進化させるという動きができるようになり安定感が増します。ふしぎななアメはこれがあるからこそ2進化デッキが存在できる。そのくらい大事なので4投しておきたいカードです。
緊急ボードによりかがやくフーディン以外のすべてのポケモンが逃げエネなしで逃げることができるようになります。森の封印石はネオラントVと一緒に使いましょう。序盤の安定に貢献してくれます。デヴォリューションはドラパルトでダメカンをばらまきまくった後にすることで一気に相手を倒すことができます。単純に妨害としても強いので、ここぞというときに使いましょう。
ACE SPECはきらめく結晶にしました。これにより、ドラパルトは上技をエネ無しで。下技を1エネで打つことができるようになります。ポケモン回収サイクロンで回収耐久型にするのも面白いです。
ペパーと森の封印石で実質好きなカードと好きなグッズを1枚ずつ取ってこれます。また、ペパーは終盤まで好きなグッズを取ってきてくれて役に立ちます。このデッキは序盤は展開に集中するのでサイドを先行せず、序盤はナンジャモを強く使うことができます。中盤は相手にサイドを取られず、自分はサイドを複数取るのであまりナンジャモを強く使えません。進化前1匹とドラパルト1匹倒されればツツジを使えるので、中盤からはツツジを使いましょう。
アカマツの追加によって安定したエネ加速ができるようになりました。ブライアは無理に使わず、使えば勝てる試合は使うくらいの気持ちで大丈夫です。終盤で盤面が安定しているならフトゥー博士でドラパルトの全回復も視野に入れて動きましょう。終盤はサイドを先行してしまっているのでカウンターキャッチャーが使えません。そのときはボスを使いましょう。
シンオウ神殿によってルギアの動きを止めることができます。また、ポケモンリーグ本部はたねex・Vや非エクたねアタッカーの動きを遅らせることができます。たねポケモンが速攻で来るデッキが苦手なので弱点への対応としても最適なカードです。
基本エネルギーは炎と超。基本的に技を打つのはドラパルトなのでドラパルトの使うエネルギーのみで結構です。
デッキの回し方
ここからはデッキの回し方を説明していきます。まず、このデッキは先攻デッキです。じゃんけんで勝てたら先攻を取るようにしましょう。
先攻1ターン目はポフィンを使ってたねポケモンを展開していきましょう。ドラメシア3ポッポ1は出すのが理想です。
2ターン目も展開です。ドラメシアをドロンチに進化させつつポッポをピジョットに進化させていきましょう。次のターンで攻撃するドロンチにエネルギーをつけるのを忘れないように。
ドラパルトに進化させます。進化させる前にちゃんとていさつしれいは使っておきましょう。いつドラパルトが倒されてもいいように後続のドロンチにもエネルギーを付けておきましょう。かがやくフーディンも立てられるといいです。
後はひたすらファントムダイブをうつだけです。後はポケモンリーグ本部やシンオウ神殿で相手の動きを遅くしたりフトゥーで回復したり、ブライアでサイド多く取ったりしてサイドを取りきりましょう。
ドラパルトの得意なデッキ
ドラパルトが得意なデッキは悪リザードンです。ドラパルトは技ファントムダイブでサイド複数取りをすることができるため悪リザードンがカースドボムで自滅ができなくなるので有利な対面です。
ドラパルトの苦手なデッキ
ドラパルトの苦手なデッキはタケルライコです。タケルライコは速攻で動けるたねexなため、動き始めの遅いドラパルトは抵抗できません。また、ライコデッキはエネルギー加速手段があるためポケモンリーグ本部による対策だけでは不十分です。
ドラパルトのまとめ
ドラパルトはトリッキーな技を持ったexポケモンです。この技によって環境が大きく変わったのは間違いありません。一方で、トリッキーゆえにダメカンの置き方が難しく、しっかりと理解しておかなければうっかりミスが起きることもざらにあります