Last Updated on 2024年9月12日 by 大家
こんにちは、大家です!今回は環境でトップクラスの強さを誇る悪リザードンデッキを徹底解説していきます。
悪リザードンのデッキリスト
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上のデッキコードを押してコピーできます。
黒炎の支配者にて登場して以降、環境に立ち続ける悪リザードン。現在はナイトワンダラーで登場したヨノワール系統を採用したデッキが主流となっています。火力と安定感を兼ね備えたデッキです。
採用カードについて
採用カードについて1枚ずつ解説していこうと思います。
このデッキの主役、リザードンです。何と言っても特性れんごくしはいのエネルギー加速が強力で進化すれば手貼りなしで技バーニングダークを打つことができます。バーニングダークはサイドを5枚取れていれば330ダメージと2進化exも倒すことができる威力を持つ一方で序盤の火力の低さが課題となっていました。リザードは基本使うことがないので特性フレアヴェールのものとこちらのどちらでも大丈夫です。ヒトカゲはドラパルトのダメカンでやられず、かつポフィンで持ってこれるHP70のものがいいです。
このデッキのシステム担当、ピジョットです。特性マッハサーチが好きなカードを毎ターン持ってこれるぶっ壊れ仕様でこいつを立てさえすれば盤面がものすごく安定します。逃げエネなしなのも優秀で、誰か倒されたらとりあえずピジョットをバトル場に出せば入れ替えることも可能です。技ふきすさぶも非エクや進化前を倒せる120ダメージを出しつつ自分の邪魔なスタジアムを捨てられるという優秀なものなので、サブアタッカーとしても使えます。進化前のポッポはもう一匹のHP50のほうが技が優秀なのですが、ドラパルトにポッポ50ヒトカゲ10からの次ターン60でやられてしまうので、ドラパルトが怖くないならそちらもおすすめです。
リザードンデッキに革命をもたらしたポケモンです。カースドボムによる序盤の足りない火力の補助が強く、ヨノワールのカースドボムを使えば素点の180ダメージ+ヨノワールで取られたサイドの30ダメージ+カースドボムの130ダメージで340ダメージと序盤から2進化exを倒せる火力を出すことができます。また自分でサイドを操作できることによる恩恵も多く、あえてサイドを相手に先行させることでカウンターキャッチャーを使えるようにする。自滅で相手の残りサイドを2枚にしてブライアにつなげるなど様々な使い方があります。ヨマワルがHP70じゃないのはちょっと残念です。
このデッキの懐刀、かがやくリザードンです。何と言っても特性エキサイトハートが強力で、終盤には1エネ250ダメージ出てHPもそこそこ高い上にサイドも1枚しか取られないという最高のアタッカーになります。毎試合必ず使うわけではありませんが、いざというときに期待通りの働きを見せてくれます。
三体とも語ることがないほど広く使われているポケモンです。このデッキにおいては特にロトムVが活躍してくれます。特性そくせきじゅうでんによって手札を増やすことができ、森の封印石にも対応しているため、序盤の展開に必須のポケモンです。ネオラントとキチキギスは無理に出す必要はありませんが、手札が弱いときにハイパーボールからサポートサーチや3ドローにつなぐことができるのはありがたいです。
こちらも言うことがないです。ポフィン・ハイボは4投確定。ネストボールはロトム、キチキギス、かがリザを持って来るために2枚以上ほしいです。
ふしぎななアメはこれがあるからこそ2進化デッキが存在できる。そのくらい大事なので4投しておきたいカードです。すごいつりざおはリザードンが倒されて時にエネルギーを山に返しつつリザードンやヒトカゲを山に返すことができます。カウンターキャッチャーはサイドが遅れているときにボスの司令になります。ヨマワル系統で調節しつつ、ピジョットで持ってこれるのでサポート権を使わずに倒すポケモンを選べるという安定感があります。ロストスイーパーは相手がめんどくさい道具をつけているときやスタジアムを避けたいときに使いましょう。
ACE SPECはアンフェアスタンプにしました。この他にも偉大な大樹やマキシマムベルトなど相性のいいACE SPECは多いですが偉大な大樹は相手にも使わせてしまう点、マキシマムベルトはヨマワル系統で代わりになる点を考えてこちらにしました。自分が5枚引けるのも強いですが相手の手札を2枚だけにできる点が強いです。序盤のリカバリーやリザードンが倒されたときにピジョットで持ってくる動きが使いやすいです。前の相手のターンに倒されていないと使うことができないためカースドボムは対象にならない点には注意しましょう。
まけんきハチマキはサイドが負けていればダメージを+30できるので普通にサイドで負けているときに使うもよし、カースドボムと一緒に使うも良しです。ちなみに、サマヨールのカースドボムといっしょに使えば290ダメージと勇気のお守りを付けたたねexをワンパンできるぐらいの威力になります。森の封印石はVポケモンのロトムやネオラントと使いましょう。好きなカードを持ってこれるのでペパーから繋げば実質好きなカードと好きなグッズを1枚ずつ取ってこれます。
ポケモンのどうぐの場所でも触れましたが、ペパーと森の封印石で実質好きなカードと好きなグッズを1枚ずつ取ってこれます。また、ペパーは終盤まで好きなグッズを取ってきてくれて役に立ちます。ナンジャモはカースドボムでサイドを取らせてそのカードを流しつつ手札も減らさせるという動きができます。この動きがなかなか強いです。あいてのサイドが少ないならカースドボムで調節してブライアにつなげたいのでツツジはあまり使わないかもしれないです。
ブライアはあいてのサイド枚数が2枚じゃないと使えません。ヨマワル系統で調節して使いましょう。また、リザードンの技で倒さないと行けない点にも注意してください。ボスの司令は基本使わずにカウンターキャッチャーを使います。終盤の手札に余裕ができた頃にはうってもいいでしょう。フトゥー博士のシナリオは傷ついたexの回復や使わないVの回収に使います。2進化exを回収するときには残りのアメの数に気をつけてください。ネジキは使わないVを回収しつつたねポケモンをトラッシュからだすことができます。このカードによってトラッシュしたヨマワルを盤面に戻して進化しカースドボムを打つこともできます。
エネルギーは基本炎エネルギーのみです。一回のれんごくしはいで3エネ加速できるので6,7枚程度の採用でいいかなと思います。
デッキの回し方
ここからはデッキの回し方を説明していきます。まず、このデッキは先攻デッキです。じゃんけんで勝てたら先攻を取るようにしましょう。
まず、対戦準備で気をつけてほしいことです。このターンでロトムVを場に出しますが、もし手札にロトムVがいたとしてもバトル場には出さないでください。最近のデッキではライコやだんけつが後攻を選ぶデッキですが、今言った2デッキは後攻1ターン目から何食わぬ顔で200ダメージを出してきます。ここで倒されてしまうと一気に不利になってしまうので気をつけましょう。対戦準備が終わったら場にポケモンを展開していきましょう。なかよしポフィンでヒトカゲ、ポッポ、ヨマワルを出していきます。優先度は書いた順番の通りです。相手がたねexデッキならヒトカゲ、ヨマワル、ポッポの順でもいいです。先攻1ターン目は技が打てずサポートも使えないのでそくせきじゅうでんをしてターンエンドです。
2ターン目はポケモンを進化させていきます。ペパーからふしぎなアメ、森の封印石につなぐ動きができると強いです。相手がたねexデッキの場合はまけんきハチマキとサマヨールのコンボを決めるためにハチマキを持ってきてもいいと思います。進化するポケモンの場合は進化前なら素点でも倒せるので展開に力を入れましょう。
相手が2進化exならここでヨノワールのカースドボムを使えるようにすると良いです。ピジョットまで出せるとカウンターキャッチャーにつなげたりサポートを持ってきたりと動きの幅が広がります。そろそろ2体目のリザードンも準備しておきましょう。
あとはひたすらバーニングダークです。使ってなければアンフェアスタンプなどで相手の動きを妨害しながらブライアをうてると強いです。ブライアをうったターンに技を打つのはリザードンで確定なので倒されたら負けです。後ろにかがリザを準備しておいてリザードンが耐えたらフトゥーで回収。かがリザで技を打ちつつ最後のリザードンを育てておきましょう。
悪リザードンの得意なデッキ
悪リザードンが得意なデッキはミライドンデッキです。ミライドンデッキのポケモンはすべてたねex・Vなのでサマヨールのカースドボムとリザードンのバーニングダークで倒すことができます。また、ミライドンデッキのポケモンはリザードンをワンパンできるほどの火力をだすことができないので有利に立ち回ることができます。
悪リザードンの苦手なデッキ
リザードンデッキはドラパルトデッキが苦手です。ドラパルトのHPは320と高いため序盤には倒すことが難しい上に、ドラパルトは技ファントムダイブでサイド複数取りをすることができます。むやみにカースドボムで自滅ができなくなるので不利な対面です。
悪リザードンのまとめ
今回の記事では悪リザードンデッキについてまとめてみました。現在も環境の上位に居座る悪リザードンは使用している人も多く使う人も対戦する人も動きを覚えておいたほうがいいデッキでしょう。